この記事では、新築に引っ越しする際に必要な挨拶に関して解説していきます。

新築に引っ越す際には挨拶をしておくのがおすすめですが、タイミングや渡す粗品がわからない人は少なくありません。

そこで、この記事では新築に引っ越す際の挨拶のタイミングや範囲、おすすめの粗品についても解説します。

新築に引っ越す前の人や、新築の購入を検討している人はぜひ最後までお付き合いください。

【この記事でわかること】

● 引っ越し挨拶のタイミング

● 引っ越し挨拶の範囲

● 引っ越し時に持参するおすすめの粗品

新築の引っ越し挨拶が必要な理由

この章では、そもそも新築に引っ越しする際に挨拶はなぜ必要なのか解説します。

• ご近所トラブルの防止につながるから
• 空き巣対策につながるから
• 災害時の備えになるから
• 近隣住民に安心感を与えられるから

上記4点について、順番に見ていきましょう。

ご近所トラブルの防止につながるから

新築の引っ越し挨拶をしておくことでご近所トラブルの防止につながるでしょう。

例えば、子供の夜泣きやペットの鳴き声、楽器の演奏などは生活音ですが、昔から住んでいる近隣住民からすると、これまでの生活にはなかった「騒音」に感じる場合があります。

そのため、引っ越し前に近隣住民に挨拶したタイミングでライフスタイルや生活習慣を説明することで、トラブルを防止することが可能です。

空き巣対策につながるから

近隣住民にライフスタイルを知ってもらうことで、空き巣対策につながります。

例えば、近隣住民がオーナーのライフスタイルをある程度把握している場合、日中の変化に気づくこともあります。

しかし、コミュニケーションが取れていなければそういった異常事態を察知することもなく、不審者がいてもオーナーに伝えることはありません。

このように、近隣住民に挨拶をし、人間関係を構築しておくことは、防犯面でも重要といえます。

災害時の備えになるから

洪水や地震など、災害時にはすぐに避難が必要なケースもありますが、小さな子供やペットがいる場合には近隣住民同士で助け合うことで、スムーズな行動が可能となります。

そこで、挨拶時に家族構成を伝えることで小さな子供やペットの存在を近隣住民に伝えられ、緊急事態に助けを求めやすくなるでしょう。

つまり、災害対策を重視し安心して生活するためにも、近隣住民への挨拶は必須といえます。

近隣住民に安心感を与えられるから

新築に引っ越す際に挨拶を実施することで、近隣住民に安心感を与えられるでしょう。

新築に引っ越しするオーナーにとっては新天地である一方、近隣住民からすれば住み慣れた場所に新しい住民が移住してきたことになります。

そのため、オーナーと同じように近隣住民も少なからず不安を感じます。

そこで挨拶回りし、人柄や家族構成を知ってもらうことで、不安を解消しトラブルを防止するとともに近隣住民に安心感を与えられるでしょう。

新築の引っ越し挨拶を実施するタイミング

新築の引っ越し挨拶を実施することには、タイミングも重要です。

• 挨拶回りは引っ越しの前日まで
• 遠方の場合は当日の引っ越し作業前
• 時間帯は日中が望ましい

ここでは、上記3点のタイミングについて解説します。

挨拶回りは引っ越しの前日まで

引っ越し当日はトラックが停車するなど、少なからず近隣住民に影響を与えます。

近隣住民に迷惑をかけないためにも、当日になって慌ただしくならないためにも、挨拶回りは遅くとも引っ越しの前日までに済ませておくのが良いでしょう。

遠方の場合は当日の引っ越し作業前

遠方から引っ越しする場合には、前日までに挨拶を完了できないケースもあります。その場合は引っ越し当日の作業がスタートする前に挨拶を実施するのがおすすめです。

こうすることで挨拶回りの工数を減らすと同時に、引っ越し作業に対してのお詫びもできます。

時間帯は日中が望ましい

引っ越しの挨拶は、なるべく近隣住民の世帯が全員揃っているタイミングが望ましいといえます。なぜなら、夜の時間帯に挨拶回りするのは非常識だと捉えられるケースもあるからです。

そこで、挨拶回りの時間帯は日中に限定し、会えた住民にしっかり挨拶することが重要です。

新築の引っ越し挨拶を実施する範囲

新築の引っ越し挨拶を実施する場合には、実施する範囲を意識するのがポイントです。

• 向こうの三軒両隣・真裏の住宅が一般的
• 自治会や町内会の関係者に挨拶するケースもある

順番に見ていきましょう。

向こうの三軒両隣・真裏の住宅が一般的

引っ越しの挨拶は、前面道路から向かって正面と両隣、そして建物の裏側に住んでいる世帯に実施するのが一般的です。

ただし、生活音が気になる場合には上記の範囲以外も挨拶回りしておくことをおすすめします。

自治会や町内会の関係者に挨拶するケースもある

自治会や町内会の関係者などは、離れた場所に住んでいても挨拶すべきケースがあります。

自治会や町内会の関係者に挨拶しておくことで、その地域により馴染みやすくなるでしょう。そこで、引っ越し前には関係者の住所を確認し、追加で実施する準備をしておくことが重要です。

新築の引っ越し挨拶でおすすめの粗品5選

新築の引っ越し挨拶を実施する際には粗品を持参するのが一般的ですが、挨拶回りに慣れていなければ、どのような粗品を準備すべきかわからないこともあります。

そこで、新築の引っ越し挨拶でおすすめの粗品を紹介します。

• お菓子
• タオル
• ラップ
• スポンジ
• お米

順番に見ていきましょう。

お菓子

お菓子は定番の粗品です。お菓子のように飲食することでなくなる物は「きえもの」と呼ばれ、貰った人にも喜ばれます。

そのため、粗品に選ばれやすいといわれています。

タオル

タオルは生活する上でさまざまな用途に利用でき、あっても困らないため粗品として人気です。

ただし、タオルの柄は奇抜な柄を避け、無地のものを選びましょう。

ラップ

新築の引っ越し挨拶を実施する際、ラップも粗品として最適です。

生活する上での消耗品は、挨拶回りのタイミングで渡すことで喜ばれることが多いといえます。その中でもラップは使用頻度が高いため、おすすめです。

スポンジ

ラップと同様に、スポンジ類も消耗品のため粗品として人気です。

なお、スポンジはシンク用やお風呂場用などさまざまなタイプがあります。そのため、セットのものを持参することも少なくありません。

お米

お菓子と同様にお米も食べてしまうとなくなるため、貰っても困らない粗品として人気です。

ただし、大容量のお米を渡してしまうと食べ切るまでに時間がかかってしまいます。また、渡す先の家庭がそもそもお米を食べないことも考えられます。

そこで、一般的にスーパーで売っている程度の容量にしておくことが重要です。

新築の引っ越し挨拶に関するよくある質問

最後に、新築の引っ越し挨拶に関するよくある質問を紹介します。

• 挨拶回りでの粗品は高価なものでも良い？
• 挨拶回りはどのような言葉をかければ良い？
• 新築工事の際は挨拶なしでも問題ない？

順番に見ていきましょう。

挨拶回りでの粗品は高価なものでも良い？

お菓子やお米は高価な品でも問題ないといえます。しかし、それ以外の家に残ってしまう粗品が高価だと、気を遣われてしまうことにもなりかねません。

そこで、「きえもの」以外はなるべく一般的な金額の粗品を選ぶよう注意が必要です。

挨拶回りはどのような言葉をかければ良い？

挨拶回りは相手の時間を長く使わないよう、1〜2分で終わるシンプルな内容にしておくのがおすすめです。

そのため、自分の氏名と「これからよろしくお願いいたします」などの軽い挨拶で済ますケースが一般的です。

新築工事の際は挨拶なしでも問題ない？

新築工事であっても挨拶は必要です。むしろ工事の騒音で迷惑をかけることから、念入りに挨拶を実施すべきです。

このことからも、遠方からの引っ越しでない限りは工事前に挨拶回りし、トラブルを防止しておくべきです。

新築の引っ越し挨拶はなるべく実施しよう

新築の引っ越し挨拶をしっかり実施することで、気持ちよく新生活をスタートできます。近隣住民と良い関係を築くために、挨拶は実施することを推奨します。

アイフルホームでは、新築を購入する際によくあるお悩みに対してもアドバイスいたします。新築の購入を検討している人や、近隣住民とトラブルなく円滑な新生活を送りたい人は、アイフルホームにお問い合わせください。

来店予約・WEBミーティング｜イベント・見学会｜注文住宅のFCハウスメーカー【アイフルホーム】

※金利や制度は2023年8月時点のものです。