注文住宅の洗面所をおしゃれ・実用的にする工夫とは?間取りや設備ごとに紹介

この記事では、注文住宅の洗面所をおしゃれに実用的にする工夫を解説します。

洗面所は、毎日朝から使用する場所です。注文住宅を建てるなら、おしゃれで実用的なデザインの洗面所にしたいと考える人は少なくありません。

この記事では、洗面所の間取りや設備ごとに、実用的でおしゃれにするポイントを解説します。洗面所のデザインの仕方で悩んでいる人はぜひ最後までお読みください。

【この記事でわかること】

● 注文住宅における洗面台の種類

● 注文住宅の洗面所を実用的にするポイント

● 注文住宅の洗面所をおしゃれにするポイント

そもそも注文住宅の洗面台の種類は?

一般的な賃貸住宅に備え付けられている洗面台とは異なり、注文住宅ではさまざまな洗面台から選べます。しかし、種類が多くどれを選べば良いのか迷ってしまう人も少なくありません。

ここでは、各種類の洗面台の特徴とメリット・デメリットを解説します。

  • 造作洗面台
  • 既製品の洗面台

順番に見ていきましょう。

造作洗面台

造作洗面台とは一から作る洗面台のことです。鏡や水栓ボウル、蛇口などのパーツをすべて選択できます。

このとき、高さや奥行き、幅も指定して依頼しましょう。既製品よりもこだわった洗面台になりやすい造作洗面台ですが、以下のメリットとデメリットがあります。

メリット ● おしゃれで唯一無二の洗面台となる

● 身体に合った高さや幅にでき、身体への負担が少なくなる

● 殺風景になりがちな洗面所を明るい空間にできる

デメリット ● 既製品よりも金額が高くなり、工期も長くなる

● オリジナルパーツが多く、破損すると二度と手配できないこともある

● つなぎ目にカビが発生しやすい

自分に合ったおしゃれで使いやすい洗面台になる反面、費用や工期、メンテナンス面でデメリットがあるといえます。

既製品の洗面台

既製品の洗面台は多くの住宅設備メーカーで取り扱われており、ホームセンターや家電量販店でも見られます。既製品の洗面台には、以下のメリットとデメリットがあります。

メリット ● 価格が安く、納期が短い

● 万人受けするデザインと仕様であり失敗しにくい

● 工場で製造されるため品質が安定している

デメリット ● どこにでもあるデザインでありオリジナル性は低い

● 奥行きや幅などが身体に合わないこともある

● 家族の人数によってはコンセントが足りなくなることもある

費用や工期、失敗のしにくさではメリットがありますが、個々に合ったデザインにはなりにくいといえます。

注文住宅の洗面所を実用的にするポイント

こだわりの洗面所にしたものの実用性が低いのであれば、使い勝手が悪い洗面所になってしまいます。失敗を避けるために、洗面台を実用的にできる以下のポイントを押さえましょう。

  • 洗面所の広さ
  • 洗面所の位置や間取り
  • 収納計画
  • コンセントの位置
  • 照明の位置
  • 設備選び

順番に解説していきます。

洗面所の広さ

洗面所の広さは2帖以上あると快適に使用できるとされています。乾燥機を置きたい場合や家族が同時に使うことが多い場合は、3帖あると安心できるでしょう。

洗面所の使用頻度と家電に応じて間取りを変更することがポイントです。

洗面所の位置や間取り

洗面所はキッチンやバスルームの近くに設置するほうが配管の長さが短くなります。建築コストもあわせて抑えられるでしょう。

また、キッチンと洗面所を回遊できる配置にすると家事動線が良くなり、実用的な間取りになります。

収納計画

洗面所はタオルやドライヤー、着替えだけでなくシャンプーやコンディショナーの詰め替えなど、サイズと形状が異なる商品を収納する場所でもあります。

掃除用品も収納することを考えると、タオルが10枚程度入るサイズの収納ボックスが5〜6個必要といえます。

ただし、詰め替えなどのストックとタオルでは収納の開閉頻度が異なるため、使い勝手の良い配置も同時に検討すべきです。

コンセントの位置

ドライヤーの使用や、髭剃り・美容機器の充電など、洗面所でコンセントを使う頻度は多くあります。コンセントの位置も十分な検討が必要です。

既製品の洗面台には1〜3個あらかじめ設置されています。しかし、鏡の後ろに隠れているなど、実用性が低いケースも少なくありません。

そのため、常に使用する家電の数だけコンセントを設置することが重要です。

ただし、ボウル付近に多く設置してしまうと漏電のリスクが高くなってしまいます。水がかからない場所に設置しましょう。

照明の位置

照明を洗面台の上部に設置することで、顔を明るく照らせ、洗顔やメイクがしやすい洗面所となります。

また、既製品の洗面台に最初から付属されている照明は全体的に明るく照らす仕様であることが多いため、服装を整える際に便利です。

用途に応じて使う照明が変えられる位置に設置することも重要です。

設備選び

衣類乾燥機など、家事を洗面所だけで完結できる設備を置くことで、実用性を高められます。

特に洗濯物を干したり乾かしたりする設備は家事の時間を短縮できるため、洗面所に設置することをおすすめします。

注文住宅の洗面所をおしゃれにするポイント

実用性だけでなく、おしゃれで飽きない洗面所を目指したいものです。ここでは、おしゃれな洗面所を実現するためのポイントを解説します。

  • 壁材・壁紙選び
  • 床材選び
  • 照明選び
  • カウンター選び
  • 鏡選び
  • ボウル選び
  • 水栓選び

順番に見ていきましょう。

壁材・壁紙選び

壁紙は白色を採用することが一般的です。黒や茶色など暗めの色を合わせることで、おしゃれな空間になります。

例えば、洗面台の裏側を茶色にしてほかの壁を白色にすると、アクセントの効いたツートンカラーになります。

また、消臭機能のある壁材も、実用性とデザイン性を両立できるため、おすすめです。

床材選び

洗面所は水をよく使う場所のため、水を弾きやすく掃除がしやすい床材を選択すべきといえます。コーティングされている床材を選択し、水分やホコリをふき取りやすい仕様にすることで、いつまでもキレイでおしゃれに見えやすい洗面所となります。

また、床材は洗面台や洗濯機が白い場合は木目調のデザインを選ぶと、おしゃれでインパクトのある洗面所になるでしょう。

照明選び

照明はサイズや設置位置、光の色によって大きく印象が変わります。

寝室であれば暖かみのある間接照明を置くことでリラックスできる空間にできますが、洗面所は支度をする場所のため、効率良く準備できる照明を選ぶべきです。

基本的には明るく寿命が長いLED電球がおすすめです。また、気分によって雰囲気を変えたい場合は、調光式の電球を採用すると良いでしょう。

カウンター選び

カウンターを広くすることで歯ブラシやコップなどを多く配置できますが、ものが多く見えるとおしゃれな洗面所から遠ざかってしまいます。

そこで、最低限使うものだけを設置できる大きさのカウンターを採用し、ものを溢れさせないことでデザイン性が高い洗面所となります。

さらに、日用品が目についてしまうと生活感が気になります。洗面台の鏡の裏に収納したり、カウンター下のスペースを有効活用したりするなど、すっきりさせることが重要です。

鏡選び

鏡は異なる形状のものを採用するだけで、洗面所の印象を大きく変えられます。例えば、楕円形の鏡にすると洗面台付近をすっきり見せられます。

また、最近では鏡自体に曇り防止が施されている商品も多くあります。鏡をボウル部分と独立させることで洗面所のスペースを広くすることも可能です。

洗面台に設置されている鏡を工夫することで、おしゃれで実用性のある空間を実現できます。

ボウル選び

水を溜めるボウルにこだわるオーナーは多く、唯一無二の陶器やガラスボウルなどさまざまな導入事例があります。

ペットを飼っているオーナーであれば、四角のボウルがおすすめです。一般的な丸形よりも多く水を貯められ、見た目もおしゃれなうえにペットを洗う場所としても有効活用できます。

また、白基調の洗面所ならボウルだけ黒や茶色にするなど、アクセントポイントとして検討すると良いでしょう。

水栓選び

タッチレス水栓やおしゃれな蛇口など、水栓は毎日見て触る部分だからこそこだわるべきポイントといえます。

ただし、おしゃれを意識するあまり水量が少ない商品を選んでしまうと実用性が低くなってしまうため、注意が必要です。

水栓はカタログだけでなくショールームなどで実際に触って確認しましょう。

アイフルホームが実現する実用的かつおしゃれな洗面所

※出典:for SKY PLAN|FAVO(フェイボ)|商品ラインナップ|アイフルホーム

ここでは、アイフルホームがご提案する実用的、かつおしゃれな洗面所を兼ね備えた”for SKY PLAN”の商品ラインナップを紹介します。

工事面積 114.60㎡(34.67坪)
延床面積 102.00㎡(1階53.00㎡・2階49.00㎡)

for SKY PLANは、大きな窓がある開放的な空間でありながら、外からの視線が気にならない内装になっているのが特徴です。広々とした空間は、家族が居心地よく生活できます。

for SKY PLANは玄関の近くに洗面所を設けており、帰宅してすぐに手洗いができることから、子どもが自然に手洗い習慣が身につく点も嬉しいポイントです。

また、洗面所と寝室も近いので日々の洗顔・歯磨きなども面倒になりません。

このように、アイフルホームでは暮らしを豊かにするさまざまな住宅プランをご提案いたします。家づくりだけでなく資金計画についてもお客様に寄り添いながらご相談を承ります。

宮城県を中心にマイホームをご検討の方は、ぜひ一度お問い合わせください。

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注文住宅の洗面所に関連するよくある質問

ここでは、注文住宅の洗面所に関連するよくある質問に回答します。

  • 洗面台の素材は何がおすすめ?
  • 洗面所と脱衣所は独立させた間取りのほうが良い?

順番に見ていきましょう。

洗面台の素材は何がおすすめ?

洗面台でよく使われるおすすめの素材は、陶器・ホーロー・人工大理石です。いずれもデザイン性と耐久性が高い素材です。

ただし、陶器は破損すると修理が困難なため、交換することになります。特に、ホーローは一部の会社でしか取り扱っていません。

人工大理石は重く高価なため予算オーバーにならないよう注意が必要です。素材ごとに、それぞれの特徴を踏まえたうえで検討すべきだといえます。

洗面所と脱衣所は独立させた間取りのほうが良い?

洗面所とバスルーム、洗濯機がある場所によって多少の違いはあるものの、一般的には洗面所と脱衣所は同じ場所にしたほうが実用性が高いとされています。

生活動線と家事動線を良くするのであれば洗面所と脱衣所の独立は避けるべきといえます。

注文住宅の洗面所はおしゃれと実用性の両立を意識しよう

洗面所は実用性を高めつつもおしゃれな空間にすることで、日常生活が豊かになります。

アイフルホームではこれまで家を建てたオーナー様の意見を参考に、実用的でおしゃれな洗面所をご提案しています。また、建築事例を見ながら検討できるためイメージがしやすく、こだわりを詰め込んだ洗面所を実現することも可能です。

洗面所にこだわりたい人はアイフルホームにご相談ください。

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※金利や制度は2024年1月時点のものです。

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