新築の住宅設備選びの中で、キッチンは多くの方が悩むポイントです。
実用性とデザイン性を両立して、自分たちに合ったキッチンを選ぶことは簡単ではありません。

 

そこで今回は、新築のキッチンで後悔しない選び方について解説します。

 

マイホーム購入を検討中の方は、ぜひとも最後までお付き合い下さい。

 

そもそもキッチンの種類と特徴とは？

一口にキッチンと言っても、デザインや性能は多種多様であり、どれを選べばよいか難しいところです。
自分たちの暮らしに合ったものを選ぶためにも、それぞれの特徴を把握しておきましょう。

 

・アイランドキッチン

・対面キッチン

・システムキッチン

・コの字型キッチン

・壁付けキッチン

 

順番に解説します。

 

アイランドキッチン

アイランドキッチンは、名前の通り調理スペースやシンクが島の様に独立しているタイプのキッチンのことです。

 

レイアウトの自由度が高く開放的な空間が特徴であり、憧れを持つ方も多いでしょう。

対面キッチン

対面キッチンは、リビングに対面する形で作業できるタイプのキッチンのことです。

 

開放感のあるオープンスタイルのキッチンは、リビングの様子を見ながら作業できることが特徴であり、根強い人気を誇ります。

システムキッチン

システムキッチンとは、シンク・コンロ・調理スペースなどが天板で繋がり一体となったキッチンのことです。

 

統一性のあるサイズやデザインが特徴であり、多くの住宅で使用されています。

コの字型キッチン

コの字型キッチンは、調理スペース・シンク・コンロを3方向に配置したタイプのキッチンのことです。

 

ゆったりとしたレイアウトで広く使いやすいことが特徴であり、収納量も豊富で実用性に優れています。

壁付けキッチン

壁付けキッチンは、名前の通りキッチンの前面が壁に接しているタイプのキッチンのことです。

 

昔ながらのキッチンですが、リビングスペースを広く活用できることが特徴であり、限られた間取りを活かした実用性の高いキッチンといえます。

 

新築のキッチンで後悔しない選び方6選

新築住宅のキッチン選びで後悔しないポイントをまとめています。
毎日使うものなので、家族で相談しながら、自分たちに合ったキッチンを選びましょう。

 

・予算を削りすぎない

・高さやサイズを適切に配置する

・生活動線・家事動線を考慮する

・シンクを大きめに設置する

・ダイニングテーブルを設置する

・収納スペースを十分に確保する

 

順番に解説します。

予算を削りすぎない

予算の配分にメリハリをつけることは大事ですが、予算を削りすぎてはいけません。
お金がかかっても長く大切に使うつもりで、こだわりを実現するべき住宅設備の一つです。

高さやサイズを適切に配置する

キッチンの高さやサイズを適切に配置することも後悔しない選び方の一つ。
高さは「身長÷2＋5センチ」を目安に規格の中から選び、幅や奥行きについても、規格の中から自分たちに合ったサイズを選びましょう。

生活動線・家事動線を考慮する

生活動線・家事動線を考慮することも忘れてはいけません。
シンク・冷蔵庫・コンロを結ぶワークトライアングルを意識して、実用性のあるキッチンを目指して下さい。

シンクを大きめに設置する

シンクを大きめに設置することも後悔しない選び方です。
洗い物がしやすく家事効率が上がりますので、シンク幅を大きくとれるのであれば、広めのシンクを選ぶとよいでしょう。

ダイニングテーブルを設置する

ダイニングテーブルを設置することを考慮して、キッチンスペースの広さを決めることも後悔しないための選び方の一つ。
バランスを考えてレイアウトを考えましょう。

収納スペースを十分に確保する

収納スペースを十分に確保することも重要です。
キッチン周りは何かと散らかりやすいので、使用するキッチン家電を想定して、必要な収納スペースを決めることをおすすめします。

 

新築のキッチンにあると便利な設備例3選

新築のキッチンにあると便利な設備を紹介します。
自分たちの暮らしに合うものを取り入れて、家事の負担を減らしましょう。

 

・食器洗い乾燥機

・ハンズフリー水栓

・タッチレス水栓

 

順番に解説します。

 

食器洗い乾燥機

食器洗い乾燥機は共働きの家庭におすすめです。
使える食器は限られるものの、まとめて洗うことで水道代の節約にもつながる費用対効果の高い設備といえるでしょう。

ハンズフリー水栓

ハンズフリー水栓は吐水口部分にセンサーが付いており、食器を差し出すと自動で水が出て、引けば水が止まるので洗い物が楽になり、家事の負担を減らせます。
意図せずセンサーが反応して水が出ることに注意が必要です。

タッチレス水栓

タッチレス水栓はスパウト上部のセンサーに手をかざして操作するので、調理中に手が汚れていても水栓を触る必要がありません。
ハンズフリー水栓同様、節水効果に期待できます。

 

新築のキッチンに関するよくある質問

新築のキッチンに関するよくある質問をまとめています。
問題点を洗い出し、自分たちが納得できるキッチン選びをして下さい。

 

・新築のキッチンにかける予算はどれくらいが理想？

・新築のキッチンをおしゃれにするポイントは？

・新築のキッチンにおける人気色は？

 

順番に解説します。

新築のキッチンにかける予算はどれくらいが理想？

キッチンの優先度によって予算の配分は変わります。
また、キッチンの種類によっても金額が違うので、デザイン性と実用性を考えて、家族で相談することをおすすめします。

新築のキッチンをおしゃれにするポイントは？

キッチン単体ではなくリビングとの調和を意識するとよいでしょう。
素材はもちろん、配色についても統一感を持たせて色決めをすればデザイン性は向上します。

新築のキッチンにおける人気色は？

新築のキッチンは白や木目調などが人気ですが、基本的には好みを優先させて問題ありません。
重要なポイントは、壁や床などの色合いと調和を持たせることです。

 

また、鏡面仕上げの扉を選ぶと印象は大きく変わるので検討してみるものよいでしょう。

 

まとめ：新築のキッチン選びで失敗しないために

新築のキッチン選びで失敗しないためには、キッチンの種類と特徴を把握することが重要です。

 

その上で、デザイン性と実用性の面から自分たちの暮らしに合ったタイプのキッチンを選びましょう。
キッチンは毎日使うものだからこそ、悔いが残らないように予算をかけるべき住宅設備の一つです。

 

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キッチン選びなど、家づくりでお悩みの方は、お気軽にモデルハウスへ足をお運び下さい。

※金利や制度は2022年4月時点のものです。